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おすすめGo言語フレームワーク9選!基本情報やメリット・デメリットも解説
2024年07月19日 更新
おすすめGo言語フレームワーク9選!基本情報やメリット・デメリットも解説
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目次

    近年利用者が増加しており、案件も増えてきたGo言語。

     

    Go言語を用いた開発では、開発を便利にするフレームワークのスキルが必須になるケースがめずらしくありません。

    ただGo言語のフレームワークは複数あり、業界標準のようなフレームワークもないのが現状です。

     

    そこで本記事では、多数リリースされているGo言語フレームワークの中からおすすめのフレームワークをご紹介。

    これからGo言語エンジニアを目指す人やフレームワークを学習したい人はぜひ参考にしてみてください。

     

    Go言語フレームワークとは?

     

    Go言語フレームワークとは、Go言語を用いた開発に必要な機能をまとめた枠組みのことです。

    膨大な量のコーディングが必要な開発でもフレームワークを活用することで記述量を大幅に削減し開発スピードを向上させる効果が期待できます。

     

    Go言語フレームワークは、RubyのRuby on RailsやPHPのLaravelと異なり業界標準といえるフレームワークはないため、開発案件ごとに求められるGo言語フレームワークスキルが異なるケースが少なくありません。

     

    そのため、Goエンジニアとして活動していくことを考えている人は、Go言語のフレームワークにはどのようなものがあるのか、どれが人気なのか理解することは必須といえるでしょう。

     

    Go言語とは?

     

    Go言語(golang)とは、Google社が2009年に開発、2012年にリリースされたオープンソースプログラミング言語です。

    シンプルで分かりやすい構文と、高速処理できることが特徴になります。

    分かりやすい構文によってチームでの開発時に並行してコーディングを行っても問題ないため、大規模開発にも適したプログラミング言語といえるでしょう。

     

    Go言語は、比較的新しいプログラミング言語ではありますが、動画配信サービスであるYouTubeやフリマアプリのメルカリなどの開発にも活用されています。

    処理速度の速さは顧客満足度に直結する観点のため、DX推進による幅広い業界でのデジタル化において高い需要を持つ言語といえます。

     

    フレームワークとライブラリの違い

     

    Go言語には開発に活用できる機能としてフレームワークのほかにライブラリがあり、フレームワークとの違いに困惑する人も少なくないでしょう。

    フレームワークとライブラリは、どちらもアプリケーション開発に必要なプログラミング記述量を削減し開発の効率化をはかってくれます。

     

    それぞれ違った観点で効率化を図っており、フレームワークはアプリケーション開発のための土台となる枠組みがデフォルトで備わっており、フレームワークだけでも最低限アプリケーション開発ができることが特徴です。

     

    ライブラリは、部品としての側面が強く、特定の機能を定義した関数やクラスの集合体のことをさします。

    ライブラリは単体では動作せずプログラミングに組み込むことで機能が利用可能です。

    例えば、よく使う機能をライブラリ化することで、部品としてすぐにアプリケーションに実装できます。

     

    おすすめのGo言語フレームワーク9選

     

    Go言語には、業界標準とされるフレームワークがないためさまざまなフレームワークがリリースされています。

    こちらでは、そんなGo言語のおすすめフレームワークを10個紹介していきます。

     

    Gin

     

    GinはGo言語で記載されたWebアプリケーション開発に特化したフレームワークです。

    Go言語フレームワークの中でも歴史があり、人気のフレームワークの1つといえます。

    martiniに似たAPIとそれよりも40倍以上も速いパフォーマンス性能が特徴です。

     

    また、ミドルウェア支援やクラッシュフリー機能、エラー管理機能などさまざまな機能が搭載されており、高負荷環境においても高い実行能力をもっています。

    日本語の公式ドキュメントが公開されているため、学習しやすいことが魅力です。

     

    Revel

     

    Revelは、Go言語用に開発されたフルスタックフレームワークです。

    ルーティングやコントローラー、ビュー、データベースアクセスなどWebアプリケーション開発に必要なすべての要素を包括的に提供しています。

    MVCモデルを採用しており、役割を分担して開発・メンテナンスを実行できるのが特徴です。

     

    フルスタックフレームワークのため、コード変更と同時に自動的にコンパイルが実施される仕様となります。

    Webアプリケーション開発に用いられる主要な機能が搭載されているため、高負荷かつ大規模なアプリケーション開発にも対応可能です。

     

    Echo

     

    Echoは、高性能かつ拡張性のある軽量なフレームワークです。

    最適化されたルーターによって動的メモリが割り当てなしで動作し高度に最適化されたHTTPルーターを持ち、パフォーマンスとリソース使用率が向上します。

     

    また、このフレームワークは堅牢でスケーラブルなRESTful APIを容易に構築可能です。

    複雑なAPIの管理が簡素化されるため、アプリケーション拡張やトラフィック機能増加がシームレスに実装できます。

     

    その他にも、自動TLSやミドルウェア、データバインディング、データレンダリング機能など機能が豊富なため、迅速な開発が可能です。

     

    Beego

     

    Beegoは、Go言語専用のオープンソースフレームワークです。

    RESTfulサポートやMVCモデルの採用、beeツールの活用によって自動テストや自動パック、デプロイなどの機能をして迅速にアプリケーション開発ができます。

     

    ルーティング機能とモニタリング機能によってQPSやメモリ、CPUの使用状況、goroutineのステータスなどを監視し、オンラインアプリの完全な制御が可能です。

    またネイティブのGo httpパッケージを使用することでリクエストとgoroutineの効率的な同時実行処理を行い、大量のトラフィック処理ができます。

     

    iris

     

    irisは、機能が豊富で効率的かつ適切に設計されたクロスプラットフォームフレームワークです。

    公式サイトにて他のHTTP/2フル機能Go言語フレームワークよりも高速に動作することが謳われています。

     

    クロスプラットフォームなためWindowsやMacOS、スマートフォンデバイスなど異なるデバイスで同じ仕様の開発ができることが特徴です。

    irisは公式のドキュメントも300ページと充実しており、学習コストを少なくすることができます。

     

    Mango

     

    Mangoは、Go言語で記載されたWebアプリケーションフレームワークです。

    軽量かつ拡張性が高く、開発者が迅速にアプリケーション開発できるようにサポートしてくれます。

    主な特徴としては、ミドルウェアやリクエスト処理のパイプラインなどの機能が追加されていることで、ログ管理や認証、セッション管理などの共通機能をスムーズに統合可能です。

     

    非同期処理のサポートをしており、リアルタイムアプリケーションや高トラフィックのWebアプリケーション開発にも適しています。

    効率的で柔軟性を求める場合におすすめです。

     

    Aero

     

    Aeroは、処理速度の速さや効率性を重視したWebフレームワークです。

    GitHubにて公開されており、GitHub内のベンチマーク比較では他のGo言語フレームワークと大きく差をつけており、トップのベンチマーク数となっています。

     

    シンプルで直感的なAPIを提供しており、またコード自体もシンプルなため開発者が迅速にアプリケーション構築できることが魅力です。

    ただドキュメントは英語、日本語ともに少ないため、ある程度Go言語に慣れていないと学習コストが高くなりやすいでしょう。

     

    Gorilla

     

    Gorillaは、Go言語向けの軽量で高性能なWebツールキットです。

    Go言語のツールキットの中でも歴史が深く、最大級のコミュニティを持っています。

    RESTful APIの開発に適しており、ルーティングやミドルウェアのサポート力が高いことが特徴です。

     

    標準ライブラリを基盤にして高速な処理を提供しつつ柔軟性と拡張性を重視して設計されています。

    ドキュメントも多くリリースされているため、新しく勉強するエンジニアでも扱いやすいです。

     

    Gocraft

     

    Gocraftは、Go言語のWebフレームワークの1つです。

    柔軟なルーティングと高い処理速度、拡張性、ミドルウェアサポートされることが特徴になります。

    また、キャスティングやリフレクション機能を用いた静的なコードの型付けをサポートしていることも特徴です。

     

    組み込み系のミドルウェアによってオプション機能を追加可能なため、バックエンド開発に適しています。

    高速処理でセキュリティ性も高いフレームワークのため、気密性の高い重大データを取り扱った開発にもおすすめです。

     

    Go言語のフレームワークを使用するメリット・デメリット

     

    こちらでは、Go言語開発でフレームワークを使用するメリット・デメリットについて紹介していきます。

     

    メリット

     

    Go言語の開発でフレームワークを利用するメリットは主に以下があげられます。

     

    ・開発効率の改善

    ・コード規則の統一ができる

    ・バグを減らせる

     

    それぞれ、詳しく見ていきましょう。

     

    開発効率の改善

    開発効率の改善ができることがメリットの1つです。

     

    Go言語フレームワークは、Go言語開発に必要な機能を備えた枠組みとして機能するため、フレームワーク1つあれば最低限の開発ができます。

    ゼロから開発する必要がなく、記述するコード量も大幅に削減できるため開発効率の向上が期待できるのです。

     

    必要に応じて機能を追加できるため、より効率的に開発を進めることができます。

    また、機能を使いまわすことができるため、今回のプロジェクトだけでなく今後のプロジェクトにわたって効率化が実現できるためメリットといえるでしょう。

     

    コードの統一性を保持

    フレームワークを利用することでコードの統一性を保持できることもメリットといえます。

    多人数で開発を行う際に人によってコードの書き方に癖や特徴が表れるケースがめずらしくありません。

    コードに統一性がなくなってしまうと他の人がコードの修正を実施する際に大変な作業になります。

     

    フレームワークは開発するための枠組みとしてある程度コードに統一性を保持することが可能です。

    コードレビューやデバッグなどの作業がやりやすくなりプロジェクト全体の進捗スピードがあがります。

     

    バグを減らせる

    Go言語のフレームワークの多くは歴史が深く、長年多くのエンジニアやプロジェクトが利用してきました。

    そのため、フレームワークが持つバグの多くが解消されており、開発で発生するバグも減少できるのです。

     

    フレームワーク自体も定期的にアップデートを重ねており、そのたびに既存のバグの修正や機能追加が行われるためより安全に開発することができます。

     

    デメリット

     

    Go言語の開発でフレームワークを利用するメリットは主に以下があげられます。

     

    ・学習コストが高い

    ・適宜機能の追加が必要

     

    それぞれ、詳しく見ていきましょう。

     

    学習コストが高い

    Go言語のフレームワークは、Go言語が利用できることを前提に開発されているため、いきなり開発で活用できるものではありません。

    ある程度の学習期間が必要で、フレームワークによってはマニュアルなどがなかったり、日本語対応されていなかったりするため手間がかかりやすいです。

     

    適宜機能の追加が必要

    Go言語フレームワークに搭載されている機能はあくまで必要最低限の内容になっています。

    そのため、高度な機能が必要なプロジェクトで利用する場合、適宜機能の追加が必要なことがデメリットです。

    実装方法として、自分でコーディングする方法とライブラリを活用する方法があり、プロジェクトに応じて使い分けましょう。

     

    Go言語のフレームワークのおすすめ案件

     

    こちらでは、2024年6月現在「TechHero」で掲載されているGo言語のフレームワークを活用するおすすめ案件を紹介していきます。

     

    案件①|Go/クラウド型映像録画サービスのバックエンド開発の案件・求人

    https://freelance.techhero.jp/jobs/detail/466

     

    こちらの案件では、Go言語とフレームワークの「Gin」を活用しています。

    月単価は最大82万円で、フルリモート案件です。

    Go言語とGin以外に開発環境としてDBの指定があり「MongoDB」と「Redis」が提示されています。

    歓迎スキルとして「python開発経験」や「kubernetes利用経験」が提示されており、該当する場合はぜひ応募してみてください。

     

    案件②|Go/決済基盤システムの開発及び保守/基本リモートの案件・求人

    https://freelance.techhero.jp/jobs/detail/16

     

    こちらの案件では、Go言語とフレームワークの「Gin」を活用しています。

    月単価は72万円で、Go言語以外にJavaやPHPスキルが開発環境として記載されていることが特徴です。

    必須スキルとして複数言語での開発経験があり、該当する場合はぜひチャレンジしてみてください。

     

    まとめ

     

    Go言語フレームワークには、さまざまな種類があります。

    ただ業界標準となるフレームワークはないため、案件によって求められるフレームワークが異なることが特徴です。

    これからフレームワークについて学習を始めようと考えている人は、どのフレームワークが人気なのか、そのフレームワークは学習しやすいかに着目しましょう。

     

    自分の使用経験があったり、学習しているGo言語フレームワーク案件をお探しの場合は、「TechHero」をご活用ください。

     

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